2025年用のおせち料理をリサーチしていると、少し不思議な現象に遭遇します。
恐らく、ご予算的な部分だと思うのですが、
1万円未満、10000円、20000円、30000円、という検索クリエ
そして、高島屋 おせち 10万円といった検索をする方が少なくありません。
一般的におせち料理の相場(予算)は2万円~3万円といわれ、
実際のその範囲の商品が売れ筋となっているのも事実です。
また、お一人・お二人でいただく場合は、1万円前後の商品をお探しに…
こちらも又、市場傾向に近いものだと思われます。
なぜ、高島屋なのか、そして10万円という設定も予算より随分高額です。
ここでは、そんな疑問をひも解くと共に、
需要のある、1万円前後、2万から3万円の人気おせち商品を調べています。
このページにご訪問いただいた方は少し参考にしてみてください。
2025年の通販人気おせちラインアップ
まずは、お値打ち1万円前後の人気おせち、一般相場である2~3万円の売れ筋を
ご紹介していきましょう。
リーズナブル^^1万円前後でも大満足
1人前、1万円未満のおせちは別の記事 として詳しく説明しておりますので、
ここではカンタンに1万円前後の人気商品をご紹介いたします。
創業380年の伝統の粋を堪能する
創業380余年(…って何時代)とんでもない歴史を誇る
京の老舗中の老舗料亭「道楽」が手掛けた本格的な和風おせち。
品の良い味付けはグルメ家の舌をも唸らせる逸品。
そんな伝統的な料理がなんと10,000円(税込・送料込)で堪能できます。
森公美子プロデュース 四段重おせち
ご存知、森クミさんが監修するボリューミーでお値打ちなおせち料理。
四段重でこのプライスはマジ中々お目にかかれません。
また、日テレが協賛しておりますので、安心感もありますね。
子供さん好みの洋風メニュー、お酒のあてにピッタリなカラスミ・松前漬けも嬉しい。
洋風中華こだわり重
ローストビーフ、エビチリ、フライ料理
20代30代前半の若いご家族さんの場合、
おせち料理には特に執着もなく、縁起物として一応いただく…
時代の流れか、そんなご家庭も少なくないかも知れません。
それなら、伝統的な和風おせちに拘る必要もありませんので、
こちらの洋風中華おせち「優美」は如何でしょう。
消費税込みの10800円で召し上がれます。
もっとも売れてる通販おせち?
この価格帯の通販おせち料理では、恐らく最も注文されているおせち
それが「高砂」だと思います。
美味しさ・信頼からリピートされる方、定番とされる方も多い商品ですね。
2~3人前の分量からするとお値段はそこまでお安くないのですが、
厳選された素材の安心感、ご家庭に密着する会社さんなので、
日本人好み品な味付けを心得ている点も人気の秘密なのでしょう。
また、今どきの子供の趣向を考え、二の重は洋風料理が中心になっている点も
ご家族皆さんの満足度に貢献しています。
安心・定番 紀文のおせち
おせちの定番料理を古くから自社製造される紀文、
練り物の美味しは言わずと知れたことですよね。
そんな紀文のおせち料理でオススメなのが、この生おせち「祝の幸」です。
厳選されたバラエティー感のある素材の詰め合わせ、
そしてこのクラスとしは、肉系の料理がかなり充実して食べ応えも十分。
大人から子供まで、大満足な三段重になっています。
期間限定で1,280円OFFのキャンペーン実施中!
2万円~3万円でもこんなに豪華!
ビックリ!六段重おせちがこのプライスで
近年注目度が上がっている板前魂のおせち。
もっとも豪華な七段重でも税込・送料込で32,160円ですから、
全ての商品がかなりお値打ちな価格設定になっている感じがします。
そんなラインアップから、ナンバー2の豪華さを誇る六段重をオススメします。
和洋折衷全てのお正月料理が盛り込まれた贅沢なおせちです。
更にお重とは別に、大きめのふっくら炊かれたアワビが二つ、海鮮おこわ6個、
プレミアムあらびきウインナーまでついてくるので6人でも満腹の量があります。
海の幸がたっぷりな特大二段重
海鮮系料理が充実したおせちがお好み方なら、
遠音近音が監修する「輝希」であれば、きっとご満足いただけるでしょう。
瀬戸内の魚介料理をメインとする銀座の名店が手掛けた料理ですから、
その美味しさは言うまでもありません。
見るからにお酒が進みそうな御節は筆者的にもどストライクですね。
また、創作海鮮おせちとするだけのことがあり、アイデアが生かされメニューが
見栄えの良さに一役かっています。
※すみません<(_ _)>11月を待たずに完売となりました!
目と舌で幸福感を与える至極のおせち
四季折々の食材を味覚豊かに表現することで定評のある赤坂の「あじさい」より
丁寧な仕上げが光る割烹料亭ならでは至極のおせちが登場。
見た目にも芸術性を窺える料理の数々はお初月に相応しい特別感があります。
ボリュームもたっぷりな5段重がゆこゆこ特別価格で20,000円(税込・送料込)。
※ゆこゆことは…宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」のことです。
「高島屋おせち 10万円」が意味すること
まず、おせちの10万円という意味には、
高級おせちに分類される商品が一般的には10万円以上と認識されることから。
ですので、「おせち 10万円」は「高級おせち」を指すようです。
そして、高級おせち=百貨店おせち、といった発想が繋がるのですが、
高級百貨店・老舗百貨店といったイメージは、
筆者的には高島屋より三越の方が強いので、この辺をもう少しリサーチすると…
店舗別の売上高ランキングでは、
高島屋は、JR名古屋高島屋、高島屋大阪店、高島屋日本橋店、高島屋横浜店と
実に4つがTOP10入りしているのです。(三越は5位で日本橋本店のみ)
つまり全国的には、高島屋は三越より利用度(知名度)が随分高く、
その為、百貨店≒高島屋という発想につながり
結果として、百貨店の高級おせちなら、高島屋というイメージなのかも知れません…
しかし、そんな事よりもっと直接的な理由があることを今回発見しました。
実は高島屋のおせちには10万円を越える商品が非常に多いのです。
10万円を超えるおせちがあるのは関東版24種、関西版18種、東海版1種。
販売地域が異なる同一商品、他の商品とセットになる同一商品は数に含めていません。
この内、関東版・関西版・東海版でも同一商品がありますので、
更にこれを差し引いたのですが、それでも35種おせちが10万円を越えているのです。
もちろん三越でも10万円を超えるおせちは12商品ありますが、
高島屋ではその3倍近くの高額おせち商品が揃っている事になります。
(他の百貨店では該当商品が無かったり、三越より少ないです。)
こうした背景から「おせち 10万円」と「高島屋」という固有名詞がくっついて
「高島屋 おせち 10万円」という検索ワードが誕生しているようです。
おせち商品をご覧になりたい方には余談になってしまいましたが、
ここからは、商品にフォーカスしていきます。
2025年向けの高島屋おせちとして、10万円以上にはどんな商品があるのか!
高島屋の高級おせち
2025年向けのおせち料理として、10万円を越える商品が35種とお伝えしておりますが、
その中には20万円を超えるもの、更には30万円以上の商品もあるんです。
高島屋が高級おせちの代名詞とされる理由も分かる気がします。
驚かされるのは、そんな高額おせちにも限らず、既に完売している商品があることです。
「う~ん」、11月を待たず売り切れてしまうほど高島屋の高級おせちには
魅力があるって事なのでしょうね。
では、その高額なおせちから筆者が特に気になったものを幾つかご紹介しましょう。
会席料理小室 和風三段重:324,000円
日本料理青柳 和風四段重:324,000円
上記2点は2025年のおせちとして共に最高額324,000円となる商品です。
見るから豪華で美味しそうなのは言うまでもありませんが、
料理の説明にちょっと気になる部分を発見しました。
上の懐石小室の和風三段重おせちなのですが、お料理の説明として…
前浜の干し数の子、約400年続く鮒寿司、野母の唐墨、干子、このわた、松茸、松露、鮑、伊勢海老、香箱蟹、鯛、本鴨、キャビア、花山椒など、贅を尽くした「宝箱」を、日本画家・黒光茂明氏の宝船を掛けてお届けいたします。
また、こちらの東京吉兆の円形重の方は最高額をつける下の商品と
比較的似たようなお料理に見受けられるのですが11万円ほど安く、
私は購入することはできませんが、割安に感じるところがあります。
東京吉兆 和風三段重:211,680円
唯一、臨時収入でもあれば、考えても良いかなと思ったのは、
こちら、ホテルニューオータニが監修したおせちになります。
決めては、右上の高級そうなお肉なのです。
ホテルニューオータニ 和・洋・中 四段重:108,000円
ただ、その説明が一切されていませんし、どの位の分量があるのかも不明です。
なので参考までに問い合わせてみました。
見た目ではすき焼き肉かと思ったのですが、
黒毛和牛のローストビーフで内容量は10枚で約1.2kgとの事でした。
高島屋で販売されるおせち商品には、おせち通販店に記載されているような、
食材・原材料の説明は疎か、各料理の詳細な説明はありません。
なのに、この金額の商品が売れてしまうブランド力は敬服してしまいます^^;
おせちの高級感は人それぞれ
高島屋で10万円をこえる高級おせちは「有名料亭のおせち」のカテゴリに属する商品です。
ですが、有名料亭の魅力は個人に、その佇まいや伝統的な雰囲気、また旬の食材の持ち味を料理長・シェフがどう活かすのか、そうした創造性にあったりします。
しかし、おせちは宅配のおせち料理は冷凍商品が多いので、本来なら予約さえ難しい有名店でもあっても、御節となるとどこまで価値があるかは疑問です。
なので、口にしたことのない超高級なおせちより、私は事前の品評会によりリアルな味の想像・価値創造のできるこうした商品の方が好みだったりしますね。
上記は通販おせち店として最も指示されている匠本舗のおせち料理です。
おせちの画像はこのショップで豪華商品のベスト3をピックアップしています。
そして料理を手掛けるのは何れも老舗・名店と呼ばれる料亭。
どれも10万円を越えるおせちと内容・分量ともに遜色ない様に感じます。
また、匠本舗同様、毎年口コミ評価が高いのがオイシックスのおせち料理。
こっちらにも「瑠璃」という高級な商品があります。
品数こそ32品とそこまで多くありませんが、高級食材しかも厳選された大ぶりなものだけが使用された、豪華なおせちです。
百貨店ブランドとして販売したら10万円を超えそうな気もします。
以上、高島屋の10万円を高級おせちについてでした。
来年が良し年が迎えられるよう「今年はいっちょ奮発して…」という気持ちですが、やはり上限はあります。
また、それ以上に「お祝い膳」ですから失敗も避けたいです。
そう考えると、購入判断にはやはり詳しい事前情報や口コミは気になります。
しかし、高島屋に限らず百貨店の通販商品にはこうした情報が少ないため、私にはハードルが高い感じもします。ただ逆に言えば、そうした不安要素を払拭してしまうのが百貨店ブランドの商品力なのかも知れません。