生おせちと冷凍おせち違い
もうすぐ新年を迎えますが、お正月の大きな楽しみのひとつといえば、
普段はなかなか食べられない豪華なおせちだったりしますよね。
縁起の良いおせちを楽しく美味しく味わって、一年の幸福を願いたいものです。
そんなおせちですが、最近では通販で取り寄せる人も多くなっています。
有名店の豪華なおせちなんてめったに食べられませんし、
何より自分でおせちを作る手間を省けるのが魅力です。
これを読んでいるあなたも、通販のおせちをお考えかもしれませんね。
さて、通販のおせちには、
「生おせち」と「冷凍おせち」の2種類があるのをご存知でしょうか?
おせちのカタログや通販サイトなどを見ると、
「こちらは生おせちです」「冷凍おせちです」なんて書いてあるかと思います。
この違い、正確にわかりますか?
「なんとなくわかるような気はするけれど、正確にはちょっと…」
「どんな風に違ってて、いったいどっちを選ぶのがよいの?」
「結局どっちが美味しいの(`ε´)」
というのが正直なところかもしれませんね。
「美味しければどっちでもいいや」なんて軽い気持ちで選んでしまうと、
思わぬ失敗につながってお正月の楽しみが半減…なんてことにもなりかねませんよ。
この2つの違いをよく知って、より自分に合ったおせち選びをしていきたいですね。
どっちを選ぶ?生おせちと、冷凍おせち
生おせちと冷凍おせちには、もちろん明確な違いがあります。
そして、それぞれにメリットやデメリットがあります。
それらを知ったうえでおせちを選ぶことが、
通販でおせちを取り寄せる時の大切なポイントになりますよ!
それぞれの違いや、メリット・デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
それを踏まえた上で、私たちはどちらのおせちを選ぶとよいのでしょうか?
今回は、このようなお話を中心に進めていきます。
生おせちと冷凍おせちの違い
生おせちは、冷蔵おせちとも言われます。
お店で作ったおせちを、そのままの状態でお届けするものです。
と言っても、作りたてのホカホカの状態で発送されるわけではありませんよ。
ちゃんと冷蔵された状態で、冷蔵便で届きます。
一方の冷凍おせちは、その名の通り冷凍されて届きます。
それを自宅で解凍していただくようになります。
通販のおせちでは、
どちらかというと冷凍おせちの方が主流になっています。
では、それぞれのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
生おせちのメリット・デメリット
生おせちのメリットは、
なんといっても作りたてそのままの味を楽しめるという点です。
作ったそのままの味わいを、やっぱり楽しみたいですよね。
また、解凍するという手間がありません。
次の項目でもお話ししますが、冷凍おせちの解凍って案外気をつかうもので、
ちゃんと説明書通りの方法や時間を守る必要があるんです。
こういった手間が少なく、作ったそのままの味わいを楽しめるのは、
生おせちの大きな魅力と言えるでしょう。
でも、デメリットも存在します。
冷凍されていない生の状態なので、鮮度が落ちていくのが早いのです。
もちろん、それも考慮して配送時間や消費期限も決められているので、
消費期限内にいただきさえすれば「大満足!」となるはずなんです
(逆に期限を過ぎて食べてしまうと、「期待外れ…」となることもあります)。
ただ、発送元から自宅までがあまりにも遠かったりすると、
配送に時間がかかる分鮮度の維持に不安が出てきます。
そのため、お店と自宅の場所によっては、
注文自体が受け付けられない場合があるので要注意です。
冷凍おせちのメリット・デメリット
冷凍おせちの最大のメリットは「日持ち」!
冷凍状態であれば何日もの間、鮮度が落ちないのが大きな魅力です。
また、冷凍おせちでよく心配されるのが、解凍により味が落ちてしまうことですが、
最近は冷凍の技術もかなり向上しているんです。
急速冷凍の技術を使用することで、解凍後も殆ど変わらない味わいを楽しめます。
長い日数の保存ができて、味もあまり変わらないのは嬉しいですね。
とは言っても、絶対味が変わらないわけではありません。
やはり作ってそのままを食べるのよりは、多少味が落ちてしまうこともあります。
そして、解凍の手間がかかります。
解凍の方法や時間についてはちゃんと説明書があるので、
その通りに解凍すればとっても美味しく食べられます。
しかし、その方法を間違えてしまうと「全然美味しくなーい…」
なんてことになってしまうこともあります。
これが、冷凍おせちの気をつかう部分なんですね。
じゃあ、どちらを選ぶとよいの?美味しいのは?
ここまで、生おせちと冷凍おせちの違いや、それぞれのメリット・デメリットを
お話ししてきました。
では、どちらのおせちを選ぶのがベターなのでしょうか?
それは、おせちを選ぶ側の好みだったり状況だったりで変わってきます。
「やっぱり作ったそのままの味わいを楽しみたい」
「年が明けたらすぐに、消費期限内に食べるつもり」
このような場合は生おせちがおすすめでしょう。
「年が明けてすぐには食べられないかも知れないから」
「味がそんなに変わらないなら、日持ちした方がいいよね」
そんな場合は冷凍おせちがおすすめでしょう。
そして肝心のお味の違いの方ですが…
「あくまで参考ということで…^^;」
一般的に生おせちは保存性を考慮して濃い目の味付けになっている
おせちが多いです。
生おせちの不評には「濃い・甘すぎ」などの味付けに関する声が目立ちます。
必ずそうだ!ということではありませんが、
自分自身に合ったおせちを選ぶことが大切になります。
生おせちと冷凍おせちの違いまとめ
いかがだったでしょうか?
生おせちと冷凍おせちの違い、それぞれのメリット・デメリットを
ご理解いただけたでしょうか?
そして、どちらのおせちを選ぶか決める際の参考になったでしょうか?
どちらのタイプもそれぞれのメリット・デメリットが存在します。
それらをよく知った上で、どちらがより自分自身の好みや状況に
ぴったり合うかを考えて、納得のいくおせち選びをすることが
大切なポイントとなります。
ただ、どちらのデメリットも、消費期限や解凍方法にしっかり注意を払えば、
ちゃんと美味しいおせちを食べられます。
あまりデメリットに神経質になりすぎず、でも注意事項はしっかり守って、
通販のおせちを楽しんでみてくださいね。
美味しいおせちで楽しく新年を迎えられることを祈っています!